滋賀1区(自民党) 大岡敏孝(おおおか としたか)
2017.10.21 (土)

いよいよ最終日

衆議院選挙も、今日がいよいよ最終日となります。今日までですべての選挙活動を終え、明日22日は有権者が、誰に、どの党に、国政や地域を任せるのかを決めてもらうことになります。

私は今回の争点は、大きく3つだと思っています。

まず一つめは、国の守りを誰に、どの政権に託すかです。私はこの、国防に関する政策は、「一度やらせてください!」は通用しないと思っています。それは、国防政策の失敗は、二度と取り返せないからです。この点、私たち自公政権はこれまでしっかりと国を守り抜いてきましたし、防衛政策を磨いてきました。自衛隊の活動をよく理解して、必要な予算も確保してきました。本当に国を守り抜けるのは、冷静に考えれば私たちしかないと思っています。そうした自負を持って、国の守りにあたってまいります。この点は、ぜひ皆様にも同じ思いになっていただきたいと思います。

二つめは、経済政策をだれに託すかです。具体的な経済政策がない、というのは、それは無責任です。というのも、経済は国民の暮らしと同じ意味であり、暮らしについての政策を持たないというのは、そもそも政権を担う準備ができていないということです。

経済も、失敗したら取り返しがつきません。防衛ほどではありませんが、取り戻すのに5年から10年はかかってしまいます。

わたしたちは、これまで経済には最大の力を注ぎ、細心の注意を払って、国民の暮らしや中小企業の状況まで見てきました。それは100点満点ではないかもしれませんが、合格点は取れるだけの成果を出せたと確信しています。

私自身も、産業政策や中小企業支援に取り組み、働き方改革・労働政策や若者支援の立案を進めてきました。地域の雇用や就労の状況、中小企業の状況もとらえ、対応してきました。経済は暮らしそのもの、という考え方で取り組んできました。

経済についても、ほかの方に任せるわけにいきません。私が責任をもって地元を見て、私たちが責任をもって日本の経済を前進させてゆきます。

三つめは、地域のこと、地元のことです。衆議院議員は地域の代表をしての仕事も持っており、地元の国道や河川・防災、市や県と連携しての教育や福祉、環境などの責任を負っています。私はこれまで、どうすれば国の役割を最大限に発揮し、地域の課題をどう解決するか、より価値のある事業にするにはどうすればよいかを考えて取り組んできました。

また、私たち、自民党にも公明党にも共通する強みである、市議会、県議会、国会が一致団結して、一つの課題にあたってゆくという取り組みを進めてきました。とりわけ、自民党の市議会議員、県議会議員の皆様は、それぞれの地域の代表として活動されており、皆様が上げてくる課題を一つずつ、ともに力を合わせて解決してきました。

国道、通学路、保育園、ごみ焼却場、給食、駅周辺の整備など、それぞれの地域の課題や、それぞれの地域の成長の可能性にひとつずつ取り組んできました。

この地域の課題に対して、国がしっかりと役割を果たせば、かならず地域は暮らしやすくなります。安全になります。そうすれば、引っ越してくる人も増え、子供や孫もその地域に残ってくれます。企業も来るようになるでしょう。それこそが地域の成長モデルであり、去年より今年、今年より来年と地域が成長する戦略を支援することは、国会議員としての重要な役割です。

この仕事には、これまで私自身が市議会議員、県議会議員をやってきた経験が生きています。また民間企業で鍛えられた経験が生きています。それは、成長戦略のない企業はないからです。地域でも同じことをやれば、かならず住民の満足度は上がってゆくと信じています。

これら3つの争点を中心に、この12日間、ひたすら政策を語り続ける選挙をしてきました。相手のキャッチコピーに対抗するキャッチコピーをこちらも用意したほうがいいという意見もありました。イメージ選挙に対抗するには組織固めだとか、知名度不足を補うには街宣車で名前の連呼だとか、いろんな意見がありました。でもあえて、私が最初に志した、「まっすぐに政策を語り続ける選挙」を貫かせていただきました。

政策は、たしかになかなか聞いてもらえません。工夫して短い時間で伝えようとすると、名前や政党を言う時間は無くなります。難しさを感じましたが、それでもこれが本来の選挙の姿だと信じて、やってきました。これまで、滋賀県の選挙では、耳あたりの良いキャッチコピーやイメージ戦略が勝ちパターンとされてきましたが、それに真っ向から対抗しようと思ったのです。

地域を歩いて実態を知り、それをもとに政策を磨いて、どうしたいのか、どうすればいいのか、何をやってきたのかを説明する。これは手間もかかるし伝わるのに時間がかかりますが、それでも選挙の原点、政治の原点だと思っています。

滋賀県の皆様の判断、誰に国と地域を任せるのかの判断は、明日には判明します。皆様からの支援を信じて、最後の一日、全力で語りぬきたいと思います。まっすぐに政策を語る選挙こそ、これからの勝ちパターンになるよう、やり抜きたいと思います。

どうか、皆様の一票で、私たちの国を守る力、経済を伸ばす力、地域の暮らしを豊かにする力を与えてくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

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